友情で熱いなアニメOVAランキング 3

あにこれの全ユーザーがアニメOVAの友情で熱いな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年01月14日の時点で一番の友情で熱いなアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

72.3 1 友情で熱いなアニメランキング1位
ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です!(OVA)

2014年7月25日
★★★★☆ 4.0 (636)
3561人が棚に入れました
戦車を使った武芸“戦車道“の第63回戦車道全国高校生大会の優勝を目指す女子高生たちの活躍と奮闘を描いた人気アニメシリーズ“ガルパン“のの最新作が登場。テレビシリーズでは描かれなかった第2回戦の激闘のエピソードが描かれる。映画『クレヨンしんちゃん』シリーズや『侵略!?イカ娘』を手がける水島努が引き続き、監督を務めている。【7月5日より劇場上映・7月25日リリース】
ネタバレ

mio♡美桜 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

これが日本のハイブリッドアニメなのです! Ver.1.1

*:;;;:*゚。+♡+。゚+*:;;;:*:;;;:*゚。+♡+。゚+*:;;;:*:;;;:*゚。+♡+。゚+*:;;;:*

監督 - 水島 努
シリーズ構成 - 吉田 玲子
脚本・考証・スーパーバイザー - 鈴木 貴昭
キャラクター原案 - 島田 フミカネ
キャラクターデザイン/総作画監督 - 杉本 功
絵コンテ - カトキハジメ
ミリタリー監修 - 吉川和篤
キャラクター原案協力 - 野上 武志
ミリタリーワークス - 伊藤岳史
プロップデザイン - 竹上貴雄小倉典子牧内ももこ鈴木勘太
モデリング原案 - 原田敬至
モデリング原案 - Arkpilot
3D監督 - 柳野啓一郎
音響監督 - 岩浪美和
音響効果 - 小山恭生
音楽 - 浜口史郎
3DCGI - グラフィニカ
アニメーション制作 - アクタス
発売日 - 2014年7月25日
話数 - 全1話

(以上Wikipediaより引用)

*:;;;:*゚。+♡+。゚+*:;;;:*:;;;:*゚。+♡+。゚+*:;;;:*:;;;:*゚。+♡+。゚+*:;;;:*


乙女達の戦車道を通して築かれる友情、 情熱、絆を
描いたガールズ&パンツァーのOVA作品。

戦車道全国大会の2回戦、アンツィオ高校との一戦が
今回も緻密な作画、かわいいキャラ、胸が熱くなる
セリフのオンパレードで描かれています。

主人公の女の子の通う大洗女子学園。
本編に続き魅力的な仲間達です。
対するアンツィオ高校。
大洗女子学園に勝るとも劣らない素敵なチーム。
だと思います…。

とにかく可愛いキャラ達が縦横無尽に駆け巡り、
セリフの言葉一つ一つに笑い、癒され胸が熱くなります。
私のこれまで視聴しましたOVA作品の中でもダントツの
面白さでした。

ただの萌え×戦車という物珍しいハイブリッドなアニメ
ではありません。

お話の中にリーダーとしてどうあるべきか、仲間を信頼
する大切さ、ライバル同士お互いを高め合う素晴らしさが
この作品でもさりげなく散りばめられていて視聴後の充実
感というか満足感が凄いです。

数々の試合の中でもアンツィオ戦は私も大好きなお話です。
(全部大好きなんですけれど…)
本編ではこのアンツィオ戦がカットされていますので、
本編視聴後是非ご覧下さい。

それでは一緒に「パンツァーフォー!」


【mio's café】
視聴済みの方限定ですよぉ♪
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/01/11
♥ : 50

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

突っ込みどころは色々あるけど、そんなの関係ない楽しさ。

今回の作品は正味38分弱のOVAで、2012年秋放送のTV版では瞬時に撃破されてしまった2回戦のアンツィオ戦を描いています。

7月5日劇場公開ですが、バンチャでも販売しているので、私はとりあえずそっちで視聴しました。

TV版ではボロ負けだったイタリア風味の陽気なアンツィオ高校に今回はちゃんと華を持たせています。
TV版が大好きだった人はきっと、今回も楽しめることでしょう。

今年末から来年初めにかけて公開予定の完全新作映画が楽しみです。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 44

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

「じゃあⅣ号がぴよぴよねー」~観れば女子力が上がるというあのアニメが帰ってきた~さぁ諸君も一緒に、ドゥーチェ!ドゥーチェ!

2012年秋~冬期にかけて放送されたテレビシリーズ『ガルパン』
アクタス&グラフィニカという少数精鋭スタッフと多くの名キャストによって手掛けられ、一大戦車ブームと聖地巡礼ビジネス最大の成功を収めた傑作
テレビシリーズの第7話では詳細が描かれなかった戦車道全国高校生大会の2回戦を描きます
コミカライズ版やノベライズ版でこそ描写されていた「アンツィオ戦」でしたが、それらを全部無視しての初映像化、流石に気合が入ってます


本編は約40分
本当のところは30分で作るつもりだったのが予算と一緒に尺もオーバーしたらしいです
それもそのはず、本編は文字通り「アンツィオ戦」を描くため迫力満点の戦車戦がメインになっております
コンテと作画の一部はまさかのカトキハジメその人
脚本はテレビシリーズで軍事考証をしていた鈴木貴昭
作画の一部やイタリア軍に関するアドバイザーとしてイラストレーターにしてイタリア軍研究家の吉川和篤も参加
凄い、マニアがマニアを呼び、いつの間にやらテレビシリーズ以上の豪華スタッフに(笑)


キ○ガイみたいな戦車ヲタから毎度指摘されていたので今回新たに3DCGをモデリングすることになったイタリア戦車に関しては“装甲板のリベットの形、位置、数など全て実機を検証した上で制作”されてます
リベットの数まで数えるとは・・・ミリヲタ・・・恐るべし・・・(ゴクリ


テレビシリーズのDVD版では2.1chサラウンドでしたが今回せっかくの劇場上映が大前提ってことでセンタースピーカー+後方モノラルの追加で4.1chサラウンドにしたらしく、大気を切り裂くような砲撃の爆音や砲弾の通過音は凄まじい迫力ですb
これは是非劇場で堪能していただきたいですね
(特に練習試合での1500㍍離れたⅣ号とⅢ突の狙撃)


そんでもって肝心のお話
実質的に主人公は2人いると言っていいでしょう


1人はノリと勢い“だけ”のアンツィオを纏め上げる我らがドゥーチェ、アンチョビ
ひげさんのレビューでも指摘されてる通り、陽気で馬鹿っぽくキャラデザされたはずのアンチョビさんだったが、実際のところ動かしてみると無能な割りに血気盛んなまるでヤンキーみたいな部下達を束ねる姉御肌(ってゆーかお母さん)的なカリスマ隊長キャラに
劇中では日々大きく成長していく大洗女子に対して、ほとんどアンチョビの統率力だけで試合が成立しているという“真の弱小校アンツィオ”の奇跡は実にドラマティックです


そしてもう1人の主人公、カエサルさん
結局戦ってばっかなのか、ってーのもちょっと違くて、今回カバさんチームの装填手ことカエサルさんとアンツィオの副隊長、カルパッチョさんのアツい友情が描かれたのが一番のみどころかとオイラは思います
やったね仙台エリ、実質的に映画主演だよ
“Ⅲ突VSセモヴェンテ”・・・自走砲VS自走砲の一騎打ち・・・アツイwアツ過ぎるw
こういった風に戦争でなく、あくまでスポ根モノ感を出せるのがこの作品のイイところですね、ホント


ちなみに作中ではやたらイタリア料理が登場します
そう、この作品は【飯テロアニメ】なのです(笑)
特に「鉄板ナポリタン」にはヨダレががががが
空腹時の視聴はお気をつけ下さいませw


ラストは大洗女子VS黒森峰の決勝戦にて、「どうしてアンツィオだけが観戦に来てくれなかったのか?」という納得のオチ
どこをつまんでみても美味しい、、、いやいやw面白い1作に仕上がりましたね
拍手です

投稿 : 2025/01/11
♥ : 37

68.5 2 友情で熱いなアニメランキング2位
真ゲッターロボ 世界最後の日(OVA)

1999年2月25日
★★★★☆ 3.9 (87)
433人が棚に入れました
宇宙生物インベーダーとの戦いはゲッターロボの活躍で終結した。それから3年後…倒されたはずのインベーダーが地球圏に再度出現。さらに、ゲッターロボ開発者であり、流竜馬(実際は神隼人)によって殺害されたはずの早乙女博士が復活。ゲッタードラゴン軍団を率いて、人類に反旗を翻す。これに対し、解散していたゲッターチームのメンバーが、そして、早乙女殺しの罪で投獄されていた竜馬が、早乙女に立ち向かう。
ネタバレ

血風連あにこれ支部 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

イントロで完全燃焼させるHEATSというアニソン

スパロボ常連で御三家のゲッターですが、実はハッキリ見た事はなかったのでこの際と思い視聴してみる事にしました。
一言で紹介すると、3人のパイロットで3種の変形合体が可能な、ゲッター線という謎動力で動くゲッターロボとインベーダーと言う宇宙生物との戦いを描くスーパーロボット系SFですね。
とりあえずあらすじから追って説明していこうかと思ったものの。
実は最後まで見た私にも、大筋はわかるものの細かい部分はあんまりわかってないんですよねw(ネタバレレビューを読む とかもよくわかってないですし
絵的なダイナミックさで魅せる作風なので、大雑把でも何とかなるかなとは思ったんですが…。序盤あたりで撒いた伏線で回収しきれずってところがあり、しっくりこない感じはありましたね。
決して、いい加減に作られてる感じではないと思うのですが。(漫画とか、他アニメシリーズの知識が必要なのかもしれません。そこは詳しくないので何とも言えませんね。

wikiで調べてみると、最初の数話今川監督がかかわっていたなんて話があったそうですね。
1話で恐ろしく細かい作画の変形合体があったのですが、この辺で監督が予算を投入しすぎて監督を下ろされてしまったのかもしれません。
まったくしょうがないですねこの人は(白目)。
ストーリーがやや把握しずらいのは、途中で監督が交代した事が多少なりとも影響を及ぼしているのかもしれませんね。

第2部以降は作画がやや厳しいか?と思える所もありましたが。まあまあのクオリティを保っていたように思えます。(今川監督の演出と比べればどうしても落ちるけど、もうそれはしょーがないです。あの人が滅茶苦茶すぎる(褒め言葉)だけですし)
でも、(上記の噂が本当なら)今川ファンとしてはEDクレジットにも表記しないのはあんまりだなと思いました。

キャラ面においては、途中で主人公が交代した事が厳しいと思いました。流竜馬をはじめとしたゲッターチームはワイルドさもありすごく魅力的だと思いましたが。
その後を引き継いだ少年「號」は寡黙なキャラで何を考えてるのかよくわからず(もっと喋ってくれ~!)。
中盤あたり、話の牽引力が弱いのでは? とそう感じさせざるを得なかったです。
しかし、敵の得体の知れなさや絶望感等、色々感じさせる所もあり。荒っぽさもあるが魅力を感じさせる話でした。

ラストはグレンラガンの原型にもなっているようですね。(グレンラガンの脚本が、ゲッターロボサーガの編集者だったようですし)
ゲッターで描きたかった壮大な戦いの行く末がグレンラガンだって事をネットで見かけて、確かにそれっぽいなと感じました。

それから、特筆すべきはやはりOP2のHEATSですね! この曲は素晴らしいです。
イントロの時点で完全燃焼できてしまうのでは?と感じる程に、説明不要の暑苦しさ。
影山ヒロノブとゲッターロボとかいう、ガソリンにガソリンをぶっかけて火を付けたような組み合わせで熱くならねえわけがねえんだよ! とそう思いましたね。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 8

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

まさに軍歌

なアニキのOP。めちゃくちゃかっこええwwバカバカしくていいんです。アニキじゃないとぜったいかっこよくないすげえメロディなんだよ。
すまんが後期は好きじゃない。てかなんで変えた・・。

作品は・・・・・最初しかおもしろくないw
ブラックゲッターは超かっこいいんだけど・・という作品。
作品のデキとしては新(NEW)ゲッターのほうがはるかに好きだったりする。ただまぁあっちもすごいおもしろいかっていわれても・・ゲッターだからね・・?

投稿 : 2025/01/11
♥ : 8

あぱぱ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ハルマゲドン時代を振り返って

視聴回数 全話3回くらい

最初に書いておきたい事が、この作品は初期ゲッターロボ(子供向け)と同等な内容を期待して見られないことを伝えます。

私はスーパーロボット大戦シリーズから視聴してしまったので、あまりの内容のギャップに最初は戸惑いました。しかし、それで私は逆に楽しめたのでよかったです。

物語の詳細は書きづらいのですが、初期と同じように友情は存在しています。
ただし、友情とは簡単に芽生えるものでなく、たくさんの感情(憎悪、悲しみなど)からも出来上がるものだということが、作品の中に含まれています。

登場するゲッターロボはロボットではあるものの、「ゲッター線」というエネルギーで構成されていて、それが物語を左右することになっていきます。
私としては、この点が最初にギャップを感じましたが、物語を最後まで見た後には納得がいきました。

オープニングは水木一郎さんが歌う曲と影山ヒロノブさんが歌う曲の2曲があります。
どちらも作品イメージ通りで好きですが、どちらかといえば影山さんが歌う躍動的な印象を与えてくれる「HEATS」が好みです。
シングル「HEATS」のカップリングがED「HURRY UP DREAM〜旅立ち~」ですが、このED曲も好きです。

永井豪、石川賢の作品に興味ある方にはオススメです。
それ以外の方にはスルーされても仕方ないかなぁ。。。と思えるとこが正直な気持ちです。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 7

62.9 3 友情で熱いなアニメランキング3位
君が望む永遠 ~Next Season~(OVA)

2007年12月21日
★★★★☆ 3.6 (152)
803人が棚に入れました
3年間の眠りから目覚めた涼宮遙は必死のリハビリの末、ようやく退院することができたが、依然事故のトラウマに苦しめられていた。
 そんな遙は鳴海孝之や妹の茜、そして両親に支えられ、普通の生活が送られるようリハビリに励んでいた。
 しかし、自分を犠牲にしてまで一緒に居る時間を作ろうとする孝之の姿に、やがて遙は困惑してしまう…
ネタバレ

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

本編とは違い、さわやか系の作品に仕上がった

「君が望む永遠」のOVA作品で、本編を見てからでないと視聴は難しいです。
本編がTBS系のどろどろなら、こちらはフジ系の青春ものといった感じに仕上がっていて、さわやかです。もう一人のヒロインである遙を選んだという設定で物語が進みます。

ネタバレレビューを読む

本編がかなりきわどい…というより、かなり直接的だった性描写はこの作品ではありません。遙というヒロインを描くためには必要なかったのだと思います。そう仕上げたのでしょう。

ただ、やっぱり本編とのつながりを丁寧に書いてほしかったなと思います。本編の1、2話が同じだからという理由でテレビアニメ化を見送ったらしいのですが、いきなり退院で始まりますから戸惑います。水月と遙のどちらをどう気持ちで選んだのか、そこに至るまでの葛藤、その直後の水月と遙の関係など、見たかったです。これも本編で遙に肩入れしたためでもあるんですが…

本編に興味を持った人ならぜひ一緒に見てもらいたい作品です。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 21
ネタバレ

天啓 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

NEXT SEASON(アナザーストーリー)

本編のアナザーストーリー
全4話のOVA

本編が結構良かったんで、引き続きNEXT SEASONも視聴
本編が水月ルートだとすれば、これは遥ルート

本編では最終的に主人公孝之が遥と別れを告げ、水月を選択

こちらは、その逆でもし孝之が遥を選んだらというストーリー

孝之は遥を一生大事にすると決意
まあ、そうじゃなきゃ水月と別れられないからね
遥退院の日、病院の屋上で泣く水月
本編を見てるんで、切なかった。

こちらでは、最初から遥を選んでラブラブ

しかし、遥ちゃん、途中で孝之の自由を束縛しているのでは?と思うようになり
孝之に勝手に別れを告げる
(尺の関係でこの辺の心理描写不足
なんでそう思ったのか?本当はどう思っている等々)

ネタバレレビューを読む


大した紆余曲折もあるわけじゃなく、既定路線ラブストーリーだけ見せられた感じ
二話での水月の回想と ラストの事故現場でのラブシーンだけが見どころだったかな、確かになんか物足りない感じだったね

全4話だけだから仕方ないが、盛り上がりに欠けた作品
本編の孝之や水月と同じく、遥ももっと精神的に追い詰められた描写が欲しかったな(俺はSか?)

作画は本編より綺麗になった
それと、遥役の栗林みなみさんがOP歌ってて、歌唱力が素晴らしかったことが良かったな
ちょと調べて見たんだけど、栗林さんは声優もやるシンガーソングライターだったんですね
どうりで上手い訳だ

投稿 : 2025/01/11
♥ : 17

ぱるうらら さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

鬱展開が抜けたことで面白みも抜けた

『君が望む永遠 ~Next Season~』はゲーム原作(OVA)、全4話の恋愛アニメです。


この作品は本編の後日談であり、ifの世界のお話。
本編は憂鬱さ溢れる純愛モノでしたが、今作は二者間の純愛一辺倒なストーリー展開のため、ヒロインらが恋人を奪い合うことも、何らかのいざこざが起こることも、妹の茜が癇癪を起すこともない、そんな特に味気も面白みも無いようなストーリー。

この作品のテーマは別にあるだろうが、主観的にはヒロインにとっての悲惨な過去の克服。もう少し詳しく言えば、主人公の一途な愛情を向けられて嬉しさを感じつつも、罪悪感を感じて主人公を遠ざけてちょっぴり沈むヒロインが、過去を克服して前へと一歩踏み出すまでの過程。
私はこの作品の登場人物ではないために、彼らの心情を理解できないとは言え、自分勝手な考えを探り出して悟りに至った主人公や、ヒロイン方の家族にも二人の関係を許容され、2人の将来を皆に喜ばれたあの流れで別れ話を打ち出すヒロインの考え方はイマイチ理解できない。特に主人公。悟る前に2人で話し合えよと言いたい。

不評を述べましたが、一方でマブラブ及びマブラブオルタネイティブのヒロインの一人である"委員長"が登場するといった、マブラヴファンには嬉しい要素もありました。とは言え、興奮に値する嬉しい要素それくらいでしょうか。

また、このアニメ版『君のぞシリーズ』を観てきた中で一番好印象だったキャラは"茜"。何だかんだ彼女が一番素直で可愛かった。しかし、立派に悲劇も味わっているのにヒロインにはなりきれなかった可哀想な子。何か泣ける。

言ってみればこの作品は、悲劇のヒロインのまま終わった"遙"を幸せにしてあげようプロジェクトの産物。終始イチャイチャされる展開はイライラしますが、コレといった波乱も無い展開は少々退屈で、主観的にはあまり面白いと思えませんでした。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 9
ページの先頭へ